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栃木県の市町別人口ランキング|国勢調査2025の早見表と増減率

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栃木県の市町別人口ランキング|国勢調査2025の早見表と増減率

この記事の要点

総務省が2026年9月29日に公表した令和7年国勢調査の確定値では、2025年10月1日時点の栃木県の人口は1,863,329人で、全国19位でした。2020年から69,817人(3.6%)減り、県内25市町のすべてで人口が減っています(栃木県「令和7年国勢調査人口等基本集計結果(確報)栃木県の概要について」(2026年9月29日))。

人口が多い順に、宇都宮市511,237人、小山市165,404人、栃木市148,147人です。減少率がもっとも小さいのは小山市の0.8%、もっとも大きいのは那珂川町の12.2%でした。この記事では25市町の早見表のほか、減り方の差、合併前の地区ごとの数字、5月の速報値との違い、社内資料での使い方、生成AIに任せる範囲をまとめます。

25市町の人口早見表|人口の多い順と5年間の増減

表の出どころと読み方

人口と増減数は、総務省統計局が公表したe-Stat「令和7年国勢調査 人口等基本集計(原数値)」(2026年9月29日公表)の第1-1表から、栃木県の14市11町の行を取り出しました。増減率は、栃木県統計課「令和7年国勢調査人口等基本集計結果(確定数)栃木県の概要」(PDF・2026年9月29日)の表4の値(小数第1位)です。

左から宇都宮市511,237人、小山市165,404人、栃木市148,147人、足利市135,808人、那須塩原市112,455人の順に下がっていく5段の階段の図
令和7年国勢調査の確定値で人口が多い5市。宇都宮市511,237人、小山市165,404人、栃木市148,147人、足利市135,808人、那須塩原市112,455人

2020年の人口は、2025年10月1日時点の市町の境域に組み替えた値です。県の資料は、小数第1位より下の桁まで含めた値で順位を付けています。そのため、小山市とさくら市はどちらも0.8%減ですが、減少率の小ささでは小山市が1位、さくら市が2位になります。

早見表(人口の多い順)

順位 市町 2025年の人口 2020年の人口(組替) 5年間の増減数 増減率
1 宇都宮市 511,237人 518,757人 ▲7,520人 ▲1.4%
2 小山市 165,404人 166,666人 ▲1,262人 ▲0.8%
3 栃木市 148,147人 155,549人 ▲7,402人 ▲4.8%
4 足利市 135,808人 144,746人 ▲8,938人 ▲6.2%
5 那須塩原市 112,455人 115,210人 ▲2,755人 ▲2.4%
6 佐野市 109,731人 116,228人 ▲6,497人 ▲5.6%
7 鹿沼市 89,319人 94,033人 ▲4,714人 ▲5.0%
8 真岡市 75,793人 78,190人 ▲2,397人 ▲3.1%
9 日光市 71,574人 77,661人 ▲6,087人 ▲7.8%
10 大田原市 68,384人 72,087人 ▲3,703人 ▲5.1%
11 下野市 58,962人 59,507人 ▲545人 ▲0.9%
12 さくら市 44,161人 44,513人 ▲352人 ▲0.8%
13 壬生町 38,035人 39,474人 ▲1,439人 ▲3.6%
14 上三川町 29,737人 30,806人 ▲1,069人 ▲3.5%
15 矢板市 28,874人 31,165人 ▲2,291人 ▲7.4%
16 高根沢町 28,454人 29,229人 ▲775人 ▲2.7%
17 野木町 24,528人 24,913人 ▲385人 ▲1.5%
18 那須町 22,187人 23,956人 ▲1,769人 ▲7.4%
19 那須烏山市 22,137人 24,875人 ▲2,738人 ▲11.0%
20 益子町 20,113人 21,898人 ▲1,785人 ▲8.2%
21 芳賀町 14,801人 14,961人 ▲160人 ▲1.1%
22 那珂川町 13,359人 15,215人 ▲1,856人 ▲12.2%
23 茂木町 10,520人 11,891人 ▲1,371人 ▲11.5%
24 市貝町 10,514人 11,262人 ▲748人 ▲6.6%
25 塩谷町 9,095人 10,354人 ▲1,259人 ▲12.2%
― 栃木県 1,863,329人 1,933,146人 ▲69,817人 ▲3.6%

表から読める3つのこと

1つ目は、宇都宮市への集中です。宇都宮市の人口は県全体の約27.4%にあたり、2位の小山市との差は345,833人あります(どちらもこの記事で計算)。

2つ目は、人口10万人を超える市が6つあることです。宇都宮市、小山市、栃木市、足利市、那須塩原市、佐野市で、7位の鹿沼市は89,319人です。

3つ目は、人口が1万人を下回ったのが塩谷町(9,095人)だけだということです。塩谷町は2020年の10,354人から1万人を割り込みました。市貝町は10,514人、茂木町は10,520人で、1万人をわずかに上回っています。

減り方で並べ替える|減少率と減った人数の両端

減少率が1%未満なのは小山市・さくら市・下野市

減少率が小さい市町は、小山市(▲0.8%、▲1,262人)、さくら市(▲0.8%、▲352人)、下野市(▲0.9%、▲545人)の順です。4位以下は芳賀町▲1.1%、宇都宮市▲1.4%、野木町▲1.5%と続きます。ここまでの6市町は、県全体の▲3.6%より減り方がかなり小さい市町です。

左の枠に減少率が小さい市町として小山市・さくら市・下野市、右の枠に減少率が大きい市町として那珂川町・塩谷町・茂木町を並べた比較図
減少率が小さい市町は小山市・さくら市・下野市、減少率が大きい市町は那珂川町・塩谷町・茂木町

減少率が10%を超えたのは4市町

減少率が大きい市町は、那珂川町▲12.2%、塩谷町▲12.2%、茂木町▲11.5%、那須烏山市▲11.0%で、この4市町が10%を超えました。4市町は、県の資料で65歳以上の割合が高い上位5市町にも入っています(茂木町47.6%、那珂川町44.9%、塩谷町44.5%、那須烏山市42.1%)。

減った人数は足利市・宇都宮市・栃木市が多い

減った人数で見ると、足利市▲8,938人、宇都宮市▲7,520人、栃木市▲7,402人、佐野市▲6,497人、日光市▲6,087人の順です。宇都宮市は減った人数では2番目に多い一方、減少率は▲1.4%で小さい方から5番目です。人口の多い市は、率が小さくても人数は大きく減ります。人数と率のどちらで比べているかを、資料には必ず書きます。

合併前の旧市町村で見る|人口が増えた地区は2つ

e-Stat の第1-1表には、2000年(平成12年)10月1日時点の市町村に組み替えた数字も載っています。2000年以降に合併した市町は、合併前の旧市町村ごとに人口の動きが分かります。この節の増減率は、表の値を小数第2位で四捨五入しました。

左に人口が増えた地区として旧氏家町(さくら市)と旧南河内町(下野市)、右に減少率が大きい地区として日光市の旧足尾町と旧栗山村を並べた図
合併前の旧市町村の単位では、さくら市の旧氏家町と下野市の旧南河内町で人口が増えた。減少率が大きい地区は日光市の旧足尾町と旧栗山村

増えたのは旧氏家町と旧南河内町

25市町はすべて減りましたが、合併前の単位では人口が増えた地区が2つあります。さくら市の旧氏家町(34,019人、253人増、0.7%増)と、下野市の旧南河内町(19,608人、45人増、0.2%増)です。市全体の数字だけを見ると、市の中で人が増えている場所を見落とします。

減少率が大きいのは日光市の旧足尾町・旧栗山村

減少率が大きい地区は、日光市の旧足尾町(1,116人、▲35.8%)と旧栗山村(852人、▲18.2%)です。続いて佐野市の旧葛生町(7,123人、▲14.1%)、大田原市の旧黒羽町(9,285人、▲14.0%)、那珂川町の旧馬頭町(8,329人、▲13.4%)、日光市の旧日光市(9,980人、▲13.1%)でした。

同じ宇都宮市でも、旧宇都宮市は▲1.2%、旧上河内町は▲6.1%と差があります。営業エリアを市の単位で決めている会社は、旧市町村の数字も一度見ておくと、地区ごとの差がつかめます。

栃木県全体の数字|全国19位、世帯は増えて1世帯2.23人

人口は平成22年から減り続けている

確定した人口1,863,329人のうち、男性は930,752人(全国17位)、女性は932,577人(全国20位)です。県の資料の人口の推移(表1)では、平成17年の2,016,631人がもっとも多く、平成22年の調査から連続で減っています。全国の人口は122,972,528人で、5年間の減少率は約2.5%でした(e-Stat の第1-1表)。栃木県の▲3.6%は、全国より減り方が大きいことになります。

上から65歳以上31.0%、15歳から64歳58.4%、15歳未満10.6%の3つの帯を積み重ねた図
栃木県の年齢3区分の割合は、65歳以上31.0%、15歳から64歳58.4%、15歳未満10.6%

世帯は増え、1人世帯が36.5%

一般世帯数は817,873世帯で、2020年より22,424世帯増えました。1世帯当たりの人員は2.23人(0.15人減、全国16位)です。人員別では1人世帯が298,492世帯ともっとも多く、一般世帯の36.5%(3.6ポイント上昇)を占めます。人口が減っても世帯は増えているため、世帯向けの商品やサービスは、人口と世帯数を分けて見る必要があります。

年齢3区分と外国人人口

年齢3区分の割合は、15歳未満が10.6%(全国32位)、15歳から64歳が58.4%(全国13位)、65歳以上が31.0%(全国34位)です。全国はそれぞれ11.1%、59.4%、29.5%でした。

県内に住む外国人は52,572人で、2020年より15,164人(40.5%)増えました。県の人口に占める割合は2.8%で、全国14位です。

市町ごとの年齢構成|働く世代と65歳以上の割合

県の資料では、2020年と比べて65歳以上の割合はすべての市町で上がり、15歳未満の割合はすべての市町で下がりました。上位と下位の5市町は次のとおりです。

15歳から64歳の割合

高い市町は、小山市61.8%、上三川町61.7%、宇都宮市61.4%、高根沢町61.3%、下野市60.5%です。低い市町は、茂木町45.6%、那須町47.4%、那珂川町48.1%、塩谷町48.7%、那須烏山市50.0%でした。

65歳以上と15歳未満の割合

65歳以上の割合が高いのは、茂木町47.6%、那須町45.0%、那珂川町44.9%、塩谷町44.5%、那須烏山市42.1%です。低いのは、上三川町26.6%、小山市26.7%、宇都宮市27.0%、さくら市27.6%、下野市27.6%でした。

15歳未満の割合が高いのは芳賀町12.3%、さくら市12.1%、下野市11.8%、上三川町11.7%、宇都宮市11.6%です。低いのは塩谷町6.7%、茂木町6.8%、那珂川町6.9%、那須町7.6%、那須烏山市7.9%でした。

5月の速報値から何が変わったか

県の人口は確定値が1,504人少ない

2026年5月29日に公表された速報値では、栃木県の人口は1,864,833人(68,313人減、3.5%減)でした(栃木県「『令和7年国勢調査 栃木県における結果速報』について」(2026年5月29日))。9月29日の確定値は1,863,329人で、速報値より1,504人少なくなりました(この記事で計算)。2020年からの減少は、速報値の68,313人から確定値の69,817人に変わっています。

速報値(5月29日・1,864,833人)から確定値(9月29日・1,863,329人)へ矢印で進み、社内資料の差し替えにつながる3つの箱の図
5月29日の速報値1,864,833人から、9月29日の確定値1,863,329人へ。速報値で作った資料は社内資料の差し替えを行う

最多・最少の市町は速報値と同じ

速報値の県資料でも、人口がもっとも多いのは宇都宮市(511,733人)、もっとも少ないのは塩谷町(9,111人)でした。減った人数がもっとも少ないのは芳賀町、もっとも多いのは足利市、減少率がもっとも低いのは小山市、もっとも高いのは那珂川町で、確定値でも同じ市町が並びます。数字は、たとえば宇都宮市が511,733人から511,237人に、足利市の減少が8,867人から8,938人に変わりました。

社内資料の差し替え

5月の速報値で営業資料や計画書を作った場合は、次の順で直します。

  1. 資料の中で「令和7年国勢調査」「速報」と書いた数字を探す
  2. 確定値に置き換え、出典を「人口等基本集計(確定値)」に直す
  3. 前回比や構成比など、その数字から計算した値を計算し直す

毎月の人口の動きは、県の毎月人口推計で追えます。読み方は栃木の人口と世帯数の読み方で解説しています。

事業で使う場面|出店・採用・観光の下調べ

出店や営業エリアの下調べ

出店や営業エリアを考える時は、人口と世帯数を並べます。県の資料では、2020年と比べて一般世帯数が増えたのは9市7町、減ったのは5市4町でした。人口が減っていても世帯が増えている市町では、1人世帯向けの小さな単位の商品や、買い物の手間を減らすサービスの需要を検討する余地があります。

採用計画

採用では、15歳から64歳の割合が参考になります。小山市・上三川町・宇都宮市・高根沢町・下野市は60%を超え、茂木町・那須町・那珂川町・塩谷町・那須烏山市は50%以下です。地元からの採用を考えるなら、通勤できる範囲の市町の割合と、求人の状況をあわせて見ます。求人の数字の読み方は栃木の有効求人倍率の記事にまとめています。

観光と人口を分けて見る

日光市の人口は、5年間で▲7.8%減りました。一方で、県の観光客入込数の推定調査では、2025年の入込数は県全体で9,076.2万人、日光市は1,073.5万人です(栃木県「令和7(2025)年 栃木県観光客入込数・宿泊数推定調査結果」(PDF))。住む人が減る地域でも、訪れる人の数は別の動きをします。宿泊や飲食の人手の計画は、住む人の数と訪れる人の数を分けて立てます。観光の数字は栃木の観光統計の読み方で扱っています。

社内資料に引用するときの書き方

出典は「総務省『令和7年国勢調査 人口等基本集計』(2026年9月29日公表)」のように、調査名・集計名・公表日まで書きます。速報値と確定値が混ざると、同じ市町で数字が合わなくなるためです。2020年と比べる時は、2020年の数字が組み替えた値であることも注記します。

生成AIに任せる範囲|並べ替えと下書きまで

任せてよい作業

早見表の数字を貼り付けて、並べ替え、グラフの下書き(表計算ソフトでの作り方の手順)、文章の下書き(「県内の人口の動き」といった概況の文)を頼むのは向いています。数字そのものを生成AIに作らせず、出典の表から貼った数字だけを使わせます。

生成AIから並べ替え・グラフの下書き・文章の下書きの3枚のカードが出て、人が出典と照合する関門を通って社内資料へ進む図
生成AIには並べ替え・グラフの下書き・文章の下書きを任せ、社内資料に載せる前に人が出典と照合する

人が持つ判断

生成AIの出力には、転記の間違いや桁の取り違えが起こり得ます。社内資料に載せる前に、人が出典と照合します。出店や撤退、採用エリアの決定のように、数字から先の判断も人が持ちます。

指示の例

次の表は、令和7年国勢調査(確定値)の栃木県25市町の人口と増減率です。
1. 増減率の小さい順に並べ替えてください。数字は書き換えないでください。
2. 上位5市町と下位5市町を、それぞれ1文で説明してください。
3. 表にない数字や、減った理由の推測は書かないでください。
(ここに早見表を貼り付ける)

生成AIの使い方を相談したい時は、県内のとちぎビジネスAIセンターも使えます。

よくある質問

Q. 栃木県の人口は全国で何位ですか?

A. 令和7年国勢調査の確定値で1,863,329人、全国19位です。男性は17位、女性は20位でした。

Q. 栃木県で人口がもっとも多い市町と少ない市町はどこですか?

A. もっとも多いのは宇都宮市の511,237人、もっとも少ないのは塩谷町の9,095人です。

Q. 人口が増えた市町はありますか?

A. 2020年と比べて、25市町のすべてで人口が減りました。合併前の旧市町村の単位では、さくら市の旧氏家町と下野市の旧南河内町で増えています。

Q. 速報値と確定値はどちらを使えばよいですか?

A. 9月29日に公表された確定値を使います。速報値で作った資料は、数字と出典の表記を確定値に直します。

Q. 国勢調査の次の結果はいつ公表されますか?

A. 県のページでは、移動人口の男女・年齢等集計が令和8年12月、就業状態等基本集計が令和9年3月の予定とされています(栃木県「令和7年国勢調査」)。

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参考・出典

人口・世帯・年齢の数字は2026年10月9日に、次の公表資料で確認しました。